こんにちは、なおえ@naoeblogです。
地方在住、30代の至って普通のサラリーウーマンです。
30代独身、気が付けば60歳定年まで残り30年を切ってしまいました。
将来に向けて資産形成に関心が出始めたのですが、インスタグラムやTwitterがすぐにその手の記事で埋め尽くされるようになりました。(おそるべし、自動広告ッ!)
そして、Twitterのタイムラインやネットニュースでよく見かけるようになったのが「貯蓄型生命保険は無駄!」というご意見。
なおえも、貯蓄型生命保険に2種類入っているのですが・・・この手の記事を見る度にドキーッとしています。
加入した時にはきちんと納得して契約したはずなのに!!ブレる想い!!
わたしがお金の勉強の参考にさせてもらっているYoutube「リベ大」の両学長も、「生命保険は不要」と言い切っていらっしゃいます。(あ~~どんどん不安に・・・!)
投資系アカウントのリプライ欄も、「保険解約しました!」という報告が多いし・・・。
というわけで、周りの意見に煽られて不安になった結果がコチラ↓↓
とはいえ・・・本当に生命保険は無駄なのか?周りの意見に流されていないか?
とモヤモヤとした気持ちが払しょくできず、一旦落ち着いて考えを整理してみることにしました。
保険証書や見積もり内容とにらめっこすること約1か月・・・。
その結果、生命保険は加入を継続することにしました。
もし同じように「どうしよう・・・」「保険不要って言われてモヤモヤする~」と感じている方がいたら、参考になれば良いなと思って、まとめてみました。
加入している生命保険について
まずは・・・なおえが加入している保険を、赤裸々に公開します!!()
A保険 | B保険 | 合計 | |
月額 | 1.4万円 | 1万円 | 2.4万円 |
年数 | 37年 | 35年 | 35~37年 |
積立総額 | 640万円 | 420万円 | 1060万円 |
65歳返戻金額 | 773万円 | 556万円 | 1329万円 |
返礼率 | 120% | 133% | 125% |
利回り | 1% | 1.5% | 1.5% |
死亡保障額 | 1000万円 | 500万円 | 1500万円 |
月2.4万円を65歳まで積み立てて、積立総額1060万円、返戻金は1329万円になる予定です。
返戻率や金額だけ見ると「結構、イイじゃん!」と思いますよね。(私は思ってる!笑)
それで私も加入したのですが・・・
利回りを計算(楽天証券サイト)すると、利回り1~1.5%という結果になりました!
う~~ん、これは確かに投資の方が効率的に増やせる気がしてきますよね。
『独身なのに、なんで死亡保障1500万円が必要なんだよ!』という声も聞こえてきそうです。(笑)
捻出できる掛け金と返戻金のバランスを取った結果、この金額になっています。
生命保険に加入した理由
そもそも、『なんで20代・独身で生命保険に加入したの?』ということから振り返ってみます。
①貯金してもすぐに使ってしまっていたので、簡単に引き出せないところに現金を預けたかった
毎月定額を貯蓄する習慣はあるのですが、車や旅行等々・・・簡単に引き出せてしまっていました!
そういうわけで、増えては減ってを繰り返して一向に貯まらない預金・・・。
途中で引き出さずに「老後資金」をコツコツ貯めていく手段が必要!と考えた20代後半のなおえ。
そこで容易に引き出せない(解約すると損をするという戒め)ようにするため、”保険”を選びました。
②死亡した時に、家族(定年した両親)に迷惑をかけたくない
貯蓄が十分にない時だったので、自分が亡くなった時に経済面で家族に負担をかけたくないと思いました。
つまり・・・葬儀費用、住まいの清掃費用、その後の供養費用くらいは自分で準備したい!
(とある事情で、ひとり納骨堂で供養されることを希望しています・・・一生独身だったらね)
さらに両親は定年を迎えて収入減、弟夫婦(絶賛子育て中)も自分たちの生活で精いっぱいの状況です。
そして今後、両親を経済的にサポートしていくのは、わたしの可能性が大きい!(未婚の予定)
先に私が亡くなった場合にも、両親に経済面では安心してほしいなという想いがあります。
その点、保険は掛け金以上の金額を遺せますので、より安心です。
生命保険の解約を勧められる理由から考えてみる
解約支持派の意見では、「保険よりも投資に回すべき!」と仰る方が多いようです。
投資信託でも3%の平均利回りがあるといわれます。(もちろん選ぶ銘柄による!)
たしかに保険の利回りをみると損をしている気分・・・。
でも、ちょっと待て!!
そもそもわたし・・・「保険=投資」とは考えていなかったよね!?
投資でお金を増やすのが効率的ですが、投資一辺倒になるのは怖いところ。
投資も併用しながら、ある程度の「現金資産」も作っておきたいんです。
(退職金はアテにならないので)
じゃあ、現金をどこに預けておく?という問題になります。
そう、わたしの比較対象は「銀行」vs「保険」だったんです。
この貯蓄はいつ活躍するのかを考えてみる
低金利時代ですから、銀行に預けていても、たいして増えないのが現実です。
なおえが定期預金を預けている地方銀行では、「0.002%」です。
月2.4万円を35年積み立てていくと、1008万円が1008万円になる計算です。(か、変わらない!笑)
銀行に預けておけば、途中で引き出しても元本割れすることはないです。
・・・が、「定年まで引き出さない現金貯蓄」が目的です。
途中で引き出さない前提で貯蓄しているのです。
つまり、この現金資金が活躍するタイミングは・・・
「①自分が老後に突入したとき」か「②老後に突入する前に私が死んだとき」の2択なんですよね。
現金は天国には持っていけませんからね。
銀行に預けるよりはマシ、という考え方
では老後(もしくは死ぬまで)まで使わない現金の置き場は、銀行(0.002%)か保険(1%)どっちか?
「うん、保険の方がメリット多くない?」というのが私の結論です。
【理由】
①老後に突入したとき・・・
銀行に預けておくよりもプラスになっている。
②若くして私が死んだとき・・・
掛け金以上のお金を家族(両親の老後資金)に遺せるのはラッキーじゃない?
結局は、自分の考えが大事
じっくりと「保険に対する考え」を自分なりに整理したことで、スッキリすることができました!
「預金や投資も併用しつつ、現時点では保険加入を継続」がわたしの結論となりました。
あくまでも私の考えの着地点なので、解約を批判するものではないです!
もしかしたら、数十年後に「解約すればよかった~」と嘆いているかもしれませんし・・・
「解約しなくてよかった!」とほくそ笑んでいるかもしれませんね。笑
しかし!! この先の人生、どうなるか誰にも分かりません。
結局は、自分でしっかり納得してその選択を取ることだと思います。
『解約して良いのか悩んでいる・・・』人に、こんな考えで継続を選んだ人もいるよと参考にしてもらえると嬉しいです。
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