【アラサー矯正日記】歯列矯正にかかる費用の話

歯列矯正

こんにちは、なおえです。

30代にして、歯列矯正を決断しました。

大人の歯列矯正に興味があっても、二の足を踏んでいる方も多いと思います。

やっぱり皆さん気になるのは、費用はいくらかかるの?ってことじゃないでしょうか?

なおえの場合は・・・115万円でした。(かなり大きい!)

ホームページには『〇〇万円~』と表示されているところも多く、一体いくらかかるのか不安ですよね?

しかも、”トータルフィー”や”都度払い”とクリニックごとに、料金システムも違います。

私が行った2軒のクリニックは、それぞれトータルフィーと都度払いを採用していて、支払い総額にも違いがありました。

実際に提示された費用を公開しますので、カウンセリング前に不安な方はぜひ読んでみてください♪

こんな疑問を解消

✔歯列矯正の費用がいくらなのか知りたい
✔トータルフィーと都度払いの料金システムの違いは?
✔どうやって支払えば良いの?
✔ローンの手数料は?

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矯正費用の相場はいくら?

まずは、一般的な相場をみていきましょう。

東京周辺の大学病院・開業医の一例です。

私立大学国立大学歯科矯正
専門開業医
カウンセリング
初診料
3,000円3,000円0~5,000円
検査料50,000円76,530円40,000円~70,000円
診断料30,000円30,040円~69,900円上記と合算
基本料+処置料600,000円~750,000円約420,000円~550,000円760,000円~825,000円
調査料(30回)5,000円/回5,815円/回なし~10,000円/回
総額(税別)833,000円~983,000円約704,020円~873,880円800,000円~1,200,000円

70万~120万円までとても幅広いですね!

実際の費用は、治療の難易度・治療期間・使用する装置などによって変わってきます。

また、都心部では高い傾向にあるなど、地域によっても差があるようです。

相場はいくら?のまとめ

一般的な相場は、約70万円~120万円
治療の難易度、治療期間によって個人差あり

トータルフィーのクリニックの矯正費用はいくら?

トータルフィーとは、定額制のことです。

提示された金額以上に、支払いが発生しない仕組みです。

トータルフィーのメリット・デメリットは、続きのページでお話ししますね。

さてそれでは、なおえが契約をしたAクリニックの費用を公開します。

トータルフィーのAクリニック場合

フルリンガル矯正・・・115万円
ハーフリンガル矯正・・・104万円
表側矯正・・・90万円
インビザライン矯正・・・104万円

ホームページに公開されている費用と相違はありませんでした。(これには安心しました)

私が選択したフルリンガル矯正(上下ともに舌側)は、税込み115万円

各矯正の種類では、10万~20万円ほどの差が発生しました。

詳細な内訳はこちらです↓↓

 フルリンガル矯正
(裏側矯正)
ハーフリンガル矯正
(下顎:表側、上顎:裏側)
 表側矯正 インビザライン矯正
カウンセリング0円0円0円0円
初診料5,000円5,000円5,000円5,000円
検査料15,000円15,000円15,000円15,000円
診断料25,000円25,000円25,000円25,000円
基本料+処置料1,050,000円950,000円820,000円950,000円
保定料金(~3年)50,000円50,000円50,000円50,000円
総額(税別)1,050,000円950,000円820,000円950,000円
総額(税込10%)1,155,000円1,045,000円902,000円1,045,000円
    

都度払いのクリニックでは矯正費用はいくら?

次に、2軒目のBクリニックの費用を公開します!

都度払いとは、来院の度に”調整料”と”観察料”を支払う仕組みです。

期間や来院回数によるので、開始時には総額が分かりません。

でも、比較をしたい!!ので・・・

両クリニックで診断された「矯正期間2年半(月1回、計30回)」をもとに計算をしました。

都度払い制のBクリニック場合

フルリンガル矯正・・・123万円
ハーフリンガル矯正・・・98万円
表側矯正・・・79万円
インビザライン矯正・・・91万円

フルリンガル矯正のみ、トータルフィー制のクリニックより割高という結果に!!

これには驚きました・・・。

フルリンガル矯正が安いから、他の矯正も安いとは限らないようです。

なお、費用の内訳はこちら↓↓

2年半を想定フルリンガル矯正
(舌側矯正)
ハーフリンガル矯正
(下顎:唇側、上顎:舌側)
唇側矯正インビザライン矯正
カウンセリング1,000円1,000円1,000円1,000円
検査料15,000円15,000円15,000円15,000円
診断料35,000円35,000円35,000円35,000円
基本料金860,000円740,000円560,000円780,000円
調節料(30回)180,000円168,000円156,000円60,000円
保定料金20,000円20,000円20,000円20,000円
観察料(4回)8,000円8,000円8,000円8,000円
総額(税別)1,119,000円987,000円795,000円919,000円
総額(税込)1,230,900円1,085,700円874,500円1,010,900円

トータルフィーと都度払いのメリット・デメリットは?

日本では、”都度払い”を採用している歯科が一般的のようです。

一方で、なおえが選択したAクリニックでは”トータルフィー”を採用しています。

”都度払い”と”トータルフィー”はどっちが良いの?

両方のメリット・デメリットを比べていきたいと思います。

都度払いトータルフィー
メリット・最初に支払う金額を抑えられる
・治療期間が短い場合は、安くなる
・治療開始時に治療にかかる総額がわかる
・支払い計画が立てやすい
・治療の難易度が高くても料金は変わらない
・毎回窓口での支払いがない
デメリット・治療最終まで総額がいくらになるかわからない
・分割支払いしながら、毎回の来院時にも支払いが発生する
・治療期間が短い場合は、割高になる
・治療の難易度が低くても料金は変わらない

矯正期間は人それぞれ異なりますので、一概にどちらが良いとは言えません。

支払いシステムについては、歯科医でも意見が分かれるようです。

「うちは腕が良いから早く治療が終わる。患者さんには都度払いの方がメリットがある!」

「トータルフィーの方が安心してもらえるし、総額も安い!」

歯科によって、意見は様々です。

私としては、最初に金額が明確になっている方(トータルフィー)が安心だな~と思います。

最初は、「治療期間も短いだろうから都度払いの歯科が良さそう・・・」と思ってたんですけどね。

が、そんな思いは甘かったわけです!!

↓↓甘い気持ちが打ち砕かれた話はこちら↓↓

いずれにせよ、人それぞれ治療期間も使用する装置も違いますので、まずは相談してみられることをおすすめします!

トータルフィーと都度払い制のまとめ

✔トータルフィーは、最初に総額が分かるから安心
✔都度払いは、治療期間が短い人にはメリットは大きい

デンタルローンと院内ローンの違いは?

”都度払い”でも”トータルフィー”でも、一括払いか分割払いを選択できる歯科がほとんどです。

高額ですからね~、当然といえば当然ですね!

分割払いの場合は、”院内ローン”と”デンタルローン”を選ぶことができます。

どっちもローンなのに何が違うのか!?

院内ローン・・・無利子。分割回数上限あり

デンタルローン・・・有利子。分割回数は院内ローンより多く設定できる

ただし、分割回数の上限は各歯科で異なりますのでご注意くださいね。

AとBクリニックでは、院内ローンの分割回数に違いがありました。

院内ローン・手数料デンタルローン・手数料
Aクリニック~30回払い・なし
(口座振替)
~60回払い・8%~14%
(口座
振替
Bクリニック~20回払い・なし
(現金、カード、振込)
~60回払い・不明
(口座
振替

またBクリニックは、カード払いも可能でした。(ポイントがたまる!)

Aクリニックは、口座振替のみでしたのでクリニックによって異なるようです。

で、結局月々いくら位になるの?

例えば、私の場合だと・・・

フルリンガル矯正(115万円)すると、このような支払いプランになりました。

12回払いだと毎月9万円、60回払いだと毎月2万円です。

詳細なプランはこちら↓↓

12回払い24回払い48回払い60回払い
院内ローン約9万円約5万円なしなし
デンタルローンなしなし約2.5万円約2万円
およそ総額115万円115万円123万円127万円

なおえの場合は、院内ローン12回を選択しました。

正直、2~3年払いにしたいところなのですが、ここで頑張る理由は、医療費控除の還付金をなるべく多くするためです。

医療費控除とは・・・
1月~12月までの医療費が10万円を超える場合、確定申告をすることで所得税・住民税の一部が還付される制度です。1年間に支払う医療費が高い方が、還付額も大きくなります。

冬ボーナスを充てる予定なので、10月から分割開始し残額は12月に一括で支払う予定です。

冬ボーナスが予定通り支給されることを祈るばかりです。笑

医療費控除の還付金を知りたい方は、こちらの記事をどうぞ♪

矯正資金を貯めてから開始するには年齢が若くないということもあり、私は見切り発車してしまいましたが、費用を貯めてから開始するのもありだと思います!

ただ、治療期間は年単位でかかるので治療開始は早いに越したことはないですよね。

手元に矯正費用の半分程の資金がある+月の返済額相当を貯金できる人は、その資金を支払いにまわしながら2年ほどかけて院内ローンで支払うのが良いと思います。

例)50万円の資金があり、月5万円貯金ができる人(24回払い・2年)

手元に資金がない人は、デンタルローンで無理なく5年ほどかけて支払う方法があります。

ただし、手数料が十数万かかるので、しっかり納得してスタートされてくださいね。

支払い方法のまとめ

✔月5万~10万円を支払える→院内ローン
✔月2万~3万円を支払える→デンタルローン

手数料は、医療費控除の還付金で相殺できる可能性があります。

こちらの記事も読んでみてくださいね。

まとめ

✔フルリンガル矯正は、100万以上はかかる。
✔歯科によって、都度払い方式とトータルフィー方式がある。
✔分割払いができ、院内ローンとデンタルローンを選択できる。

歯科によって費用設定はさまざまなので、正解がないのが難しいところですよね。

高額ですし、一度治療を開始すると簡単に転院することもできません。

お財布と相談しながら、無理のない金額設定で治療開始しましょう!

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